仮想通貨とビットコインとは何なのか。違いは何なのか?
耳にしたことはあるものの、詳しく知らないと言う方が多いと思います。
そこでこの記事では、簡単に『仮想通貨』と『ビットコイン』の違いや、ビットコインの特徴を紹介していきます。
これから仮想通貨で投資を始めてみようとという方は必見なので、最後までじっくり読んでください。
サッと読むための目次
仮想通貨とビットコインの違いとは?
仮想通貨とビットコインの明確な違いは何なのでしょうか。
すばりひとことで言ってしまえば、
仮想通貨は全てのコイン、ビットコインは仮想通貨の一部
ということです。
『仮想通貨』はビットコインを含めた全てのコイン
仮想通貨の中では、ビットコイン以外のコインは「アルトコイン」と一般的に言われています。
その意味はずばり「ビットコイン以外のコイン」です。
2018年8月の時点で、仮想通貨のコインの種類は1800種類以上あると言われ、今でも新しいコインが生み出されています。
ビットコインから始まり、ブロックチェーンの仕組みをベースに新たなコインが誕生していますが、最近では、ブロックチェーンとは異なる仕組みで開発された仮想通貨も数多くあります。
ビットコインの取引記録を10分で区切ってブロックにして繋げたものがブロックチェーンです。
ビットコイン以外のコイン、つまり「アルトコイン」の例として
- MUFGコイン
- TAOコイン
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- モナコイン(MONA)
などが挙げられます。
アルトコインは、値上がりの可能性が大きい、取引の承認スピードが早いといったメリットがあるので、狙い目のコインを見つけると、大きく稼げることができます。
『ビットコイン』は仮想通貨の中で最も有名なコイン
ビットコインは仮想通貨の基軸のコインといえるものです。
現在、仮想通貨の中でも最も有名で、最も普及しており時価総額が12兆円以上(2018年8月時点)とも言われています。
また、2018年8月の時点で、ビットコインが仮想通貨の中で占める割合が52%という結果になっています。
ビットコインの代表的な2つの特徴とは?
1:価格の変動が大きい
ビットコインは非常にカスタムが自由なため、多くの人が関わっています。
- コア開発者
- 取引所ユーザー
- マイニングしている「マイナー」
など、日本国内に留まりません。
したがって、国内外などの政治の情報などによる、価格の変動が大きいです。
価格変動は、マイニングと言って、ビットコインを採掘している「マイナー」の力が大きいです。
理由は、簡単に言うと、マイナーのおかげでビットコインの承認、送金を行なっているからです。
現在、約7割が中国がマイニングしていると言われています。
そのため、利権争いが発生し、「ブロックが分裂するかもしれない」といった、ネガティブな情報で不安になってしまします。
情報は日々細かいので、ほかの仮想通貨に比べて、1日の価格変動の幅が大きいのです。
2:セキリティが強い
2018年1月26日、コインチェックが約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が外部からの不正アクセスで流出するという事件がありました。
これは、取引所のセキリティが破られたわけで、ビットコインのセキリティが破られたわけではありません。
実際に、これまでにブロックチェーン上でハッキングされたことはありません。
心配する点は、本当に信頼できる取引所を探すことです。
充実したサポート、セキリティがある取引所でビットコインを購入すれば、安心できるでしょう。
ビットコインは、まだまだ伸び代がある?
これからビットコインは値上がりするのか?という伸び代ですが、今後も価格上昇は期待できます。
昔に比べて一気に値上がりして有名になりましたが、まだまだユーザーは少なく、ビットコインを通貨として利用している企業も少ないのです。
したがって、これから増えてくることは間違い無いでしょう。
また、2017年の春以降、日本で4月1日に施行された「改正資金決済法」により、日本市場での取引量が増え、価格も上昇しています。
さらに、中国人が世界の7割のビットコインを支えていましたが、2017年9月に、中国政府がビットコインに関する取り締めを厳しくしたので、取引所閉鎖の動きもあり、価格を大き下げました。
これによって中国の分裂騒動に怯えることは少なくなります。
世界全体でビットコインが注目されているので、今のうちにビットコインを少しずつ購入することをオススメします。